今秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会試合会場の一つで「ラグビータウン熊谷」を旗印とする熊谷市。市民一体で進める街づくりの行動指針となる新スローガンが「スクマム!クマガヤ」に決まった。
同市は、県営熊谷ラグビー場が完成し、熊谷工が全国高校大会で初優勝した1991年からラグビータウン熊谷を名乗る。W杯に向け官民が連携してさまざまな活動も進むが、「ラグビータウンという言葉がいまだに浸透していない」「各活動が単発に終わり、一つの旗印に感じられない」などの声も市民や関係者に根強い。このため、市や関係団体、熊谷駅とW杯会場を結ぶラグビーロード沿いの事業者らが2月に「One Team KUMAGAYA推進委員会」(松本邦義委員長)を設立。協議を重ね、ラグビーにちなんだ新しいスローガンとシンボルマークを5月30日に発表した。
「スクマム!」はラグビー用語のスクラムと熊谷市の「熊」を合わせた造語。年齢やラグビーへの関心の有無を問わず街全体が一つになれ、覚えやすく、熊谷らしさがあることを大事にした。考案は、W杯日本大会のキャッチコピー「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」を手がけたコピーライターの吉谷吾郎さん。推進委によると、スローガンは「街を盛り上げたいという市民の心を一つにして行動を促すもの」、シンボルマークは「気兼…
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