アジア安全保障会議

米中、非難の応酬 米国、南シナ海軍事化警戒

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
アジア安全保障会議で演説するシャナハン米国防長官代行=シンガポールで1日、AP
アジア安全保障会議で演説するシャナハン米国防長官代行=シンガポールで1日、AP

 シャナハン米国防長官代行は1日、シンガポールで開かれているアジア安全保障会議で「この地域の最大の長期的な脅威は、ルールに基づく国際秩序を骨抜きにしようとする者からもたらされる」と演説し、名指しは避けつつ中国を批判した。一方、中国側もその後、米国が「航行の自由」作戦などによって地域の安定を乱しているなどと反論。中国の魏鳳和(ぎほうわ)国務委員兼国防相は2日に演説する予定で、米中双方が相互に非難する展開となっている。【シンガポール田辺佑介、ワシントン古本陽荘、北京・河津啓介、ジャカルタ武内彩】

 シャナハン氏の演説は、中国とロシアを「戦略的競争国」と位置づけた米国家防衛戦略(2018年)をインド太平洋地域で実行するに当たり、具体的な方針を示したもので、国防総省は演説と同時に、より詳細な「インド太平洋戦略報告書」を公表した。

この記事は有料記事です。

残り2626文字(全文2990文字)

あわせて読みたい

注目の特集