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今週の本棚

三浦雅士・評 『完璧という領域』=熊川哲也・著

 (講談社・1944円)

天才は涙もろい 感動こそ経営の原動力

 古今東西、ダンサーの自伝は少なくないが、本書はなかでも出色。

 熊川哲也については説明不要。一瞬の跳躍で客席の全体がどよめくというようなことは、私の体験では熊川以外になかった。声援ではない。観客の誰もが発した驚きの吐息が地鳴りとなって響いたのだ。熊川は空中で一瞬停止したのである。四半世紀前の話だが、こんなダンサーは他にいなかったし、いまもいない。

 だが、真に驚くべきは熊川のその後の軌跡である。

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