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実在しない作家・モロゾフの「加速する翻訳熱」 皮肉と過激、ネットで戯れ

エメーリャエンコ・モロゾフを「発見」したとされる吉澤直晃さん=東京都内で2019年5月22日午後11時27分、待鳥航志撮影

 東洋英和女学院(東京)の前院長の著作に引用されたが、実在しないと認定された神学者「カール・レーフラー」。学術界を揺るがす大問題となったが、インターネット上では、本人名義のツイッターアカウントが作られるなど、すっかり「ネタ」にされている。そんなレーフラーと比較されて、一部で話題になった「作家」がいるという。取材すると、小説を楽しむ文化をネットを通じて広めようとする文学愛好者たちの取り組みが見えてきた。【待鳥航志/統合デジタル取材センター】

 東洋英和女学院大の調査委員会が5月10日、カール・レーフラーが実在しないと結論づけたことを発表すると、ネット上ではレーフラーが話題に。本人名義のツイッターまで登場し、「日本のみなさん、はじめまして」「私の著書です。是非読んでみて下さい」などと、実在するかのように振る舞うジョークが相次いで投稿された。

 レーフラーのネタが拡散する中、ネット上では「エメーリャエンコ・モロゾフを連想した」との声も上がった。「希代の無国籍多言語作家」と呼ばれ、名前はロシア風にも聞こえるが、実はモロゾフも実在しない。

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