幻冬舎の見城徹社長が、作家への「腹いせ」として実売部数を公にしたことはあまりにも軽率だった。
もしもアルバイトがやっていたら「バイトテロ」と呼ばれるような類いの行為だが、出版社の責任ある立場の人物がやってしまったのだから、事態はより深刻だ。
津原氏の本が売れなかったのだとすれば、幻冬舎に本をプロモーションする力がなかったということであり、それを作家のせいにした点でも、二重三重の問題があると考える。
津原氏にツイートをやめさせようとした幻冬舎の一連の行為は、百田氏の「日本国紀」を擁護するためにやったのだろうが、本は互いに自由に批判、批評できるものであり、そうした精神を欠いている。
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