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<kyoiku no mado>
埼玉県東部の春日部市にある「自然学園」には、発達障害や不登校などさまざまな事情を抱えた児童・生徒ら約80人が通う。今春、フリースクールの中学部に4人が入学した。健太さん、優哉さん、秀太郎さん、海斗さん(いずれも仮名)。この中でムードメーカーの健太さんは小学生のころ、注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム障害と診断された。
公立小で特別支援学級に入った当初は、自分の席に5分と座れず、教室のガラスを割り、椅子を壊したこともある。学年が上がるにつれ落ち着いたが、中学に進むにあたり、母親(37)は自然学園を選んだ。「こっちの方が、理解のペースに、より合わせてくれる授業に見えた。何より、同学年の友達と共に学び合い、自信をつけてほしくて」
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