不妊手術「子どもができて何が悪いんですか」84歳ハンセン病元患者、初めて本名で語る人生

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妙子さんの部屋に立ち寄るのが藤崎さんの楽しみという。猫の「リンリン」の写真を壁に飾っている=青森市の松丘保養園で2019年6月1日13時2分、岩崎歩撮影
妙子さんの部屋に立ち寄るのが藤崎さんの楽しみという。猫の「リンリン」の写真を壁に飾っている=青森市の松丘保養園で2019年6月1日13時2分、岩崎歩撮影

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を受けた元ハンセン病患者で、青森市石江の国立ハンセン病療養所「松丘保養園」で半世紀以上暮らしてきた藤崎幹夫さん(84)が毎日新聞の取材に初めて実名で応じ、自らの半生を語った。社会の偏見を恐れ、これまで本当の名前を明かしてこなかったという。年を重ね思いが変わったといい、「悪いのは差別を植え付けた法律。堂々と名乗らなければ、本当の啓発にはならない」と語る。【岩崎歩】

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