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そこが聞きたい

歴博、展示リニューアル 国立歴史民俗博物館教授 藤尾慎一郎氏

藤尾慎一郎・国立歴史民俗博物館教授

 国立歴史民俗博物館(歴博、千葉県佐倉市)の「先史・古代」総合(常設)展示が、1983年の開館以来、初めて全面リニューアルされた。放射性炭素(C14)年代測定法=1=による年代観など、最新の研究を踏まえた展示は従来の歴史展示とは違う大胆な提案に満ちている。狙いは何か。リニューアルをリードした藤尾慎一郎教授(60)に聞いた。【伊藤和史】

--2003年、歴博がC14年代測定に基づいて、「弥生時代の始まりは、通説より500年さかのぼる紀元前10世紀」と発表し、考古学界で大論争になりました。論争の現況は。

 弥生の開始年代は現在、紀元前10世紀の後半だと考えています。ただ、この歴博年代ほど古くならないのではという研究者の方が実は多い。前800年とか。ですが、どちらの説にしろ、従来は700年間ほどだった弥生時代の存続期間が300年から500年も長くなったことは間違いなく、この時代の考え方が大きく変わりました。そこが重要です。03年時点と同じ前4、5世紀の開始と考える人はごく一部でしょう。

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