連載

くらしナビ・ライフスタイル

日々の暮らしが豊かになる情報をお届けします。

連載一覧

くらしナビ・ライフスタイル

トゥレット症、周囲の理解課題

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
チックとトゥレット症
チックとトゥレット症

 頭や手足を突然動かしたり大声をあげたり、意思と無関係なチック症状が続く「トゥレット症候群(トゥレット症)」は、重症になると通勤や通学、社会生活に支障が出る。原因不明で治療法や特効薬はなく、複雑な症状とつきあうほかない患者や保護者にとっては、社会の理解不足も悩みだ。

 ●複数のチック続き

 神奈川県に住む女性(43)が、長男の異変に気づいたのは小4の春だった。無意識に「あ、あ」と声が出る。スクールカウンセラーの勧めで受診し、「チック」と診断された。

 処方された薬を飲んだが、症状は徐々に悪化した。小6の夏休みには意図せず暴言が出る「汚言症(おげんしょう)」も出始めた。叫び声の大きさに近隣から苦情が寄せられ、マンションから一戸建てに引っ越した。東京の専門外来を受診し、トゥレット症と、発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)を併発していると告げられた。

この記事は有料記事です。

残り1086文字(全文1467文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集