<くらしナビ 学ぶ>
「日本の経済は良くなり続けている」と安(あ)倍(べ)晋三(しんぞう)政権は言ってきましたが、このところ、「景気は悪くなり始めた」というデータが出ました。そもそも「景気がいい」とか「景気が悪い」とかいうのは、どういうことでしょうか。
あなたは、どんなときに「景気がいい」と思いますか。たとえば親の給料が増えておこづかいも増えたら、「景気がいい」と思いますよね。あるいは大学生が「就職が楽になった」というニュースを聞いたときかな。「景気が良くなっている」というニュースが流れると、「これから給料が上がりそうだな。では自動車を買(か)い替(か)えようか」などと考える人たちが出てきて、自動車の売り上げが増えれば、自動車会社の人たちの給料が上がり、自動車部品を製造している会社の人たちの仕事も増えるでしょう。
つまり、「景気が良くなっている」と多くの人が考えると、本当に景気は良くなります。その逆なら景気は悪くなります。景気の「気」は気分の気でもあるのです。
この記事は有料記事です。
残り1068文字(全文1505文字)
毎時01分更新
秋篠宮家の長女・眞子さまと、婚約相手の小室圭さんの婚約の内…
政府は新型コロナウイルス対策として、新型インフルエンザ等対…
昨季限りで、サッカーJリーグ・川崎フロンターレでの18年に…
コメント
投稿について
読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。
※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。
利用規約