丸山穂高氏の弁明全文「国会は人民法廷ではない」「空気感で決議、憲法上の疑義」

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北海道根室市で開いた記者会見で、自身の発言について「言葉尻をとらえられるのは困る」などと反論する丸山穂高衆院議員=2019年5月13日午後2時8分、本間浩昭撮影
北海道根室市で開いた記者会見で、自身の発言について「言葉尻をとらえられるのは困る」などと反論する丸山穂高衆院議員=2019年5月13日午後2時8分、本間浩昭撮影

 丸山穂高衆院議員が、衆院議院運営委員会に提出した弁明書の全文は以下の通り。

高市早苗 議院運営委員長

 今回の国後島での案件につき、あの場での不適切性や元島民の皆様への配慮を欠いていたことについて、重ねて謝罪申し上げます。

 ただ、本件での各言動においては、これまでの議員辞職勧告決議等の先例と比べてもそれ相当の刑事事件や違法行為があった訳ではありません。

 また所謂(いわゆる)、戦争関連の発言に対して平和主義を掲げる憲法への違反行為であるというのも無理があります。具体的行動ではなく懇親会での会話をもって直ちに憲法9条や99条違反だというのは飛躍しすぎており、憲法違反であるとも到底言えないものです。

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