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公共物に落書きの男性が賠償金450万円支払う 取手

落書きの被害を受けた壁画作品。落書きはほぼ消えたが、美術家が一部を描き直す予定。縦の白い筋はコンクリートの亀裂を埋めた跡=茨城県取手市藤代で、安味伸一撮影

 茨城県取手市で昨年、公共物に落書きをしたとして県警に器物損壊容疑で摘発された30代の男性が、修復費などを含む賠償金457万円を同市に支払ったことが、市への取材で判明した。市は昨年2~4月に市内で見つかった6件の落書きに、男性が関与したと認定した。

 うち1件は、藤代大橋(同市藤代)の下にある壁画作品への落書きだった。外壁など公共物への落書きに頭を悩ませた市が「美しい絵を描けば落書きを防げるはず」と考え、制作を企画した壁画だった。

 管理する市文化芸術課の担当者は「芸術作品が損なわれたことに加えて、落書き防止の願いを込めた壁画が被害を受け、二重のショックだ」と話す。壁画への落書きによる損害が賠償されるのは珍しいという。

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