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イランと米国の対立が深刻化し、イランと主要6カ国(米英仏独露中)による「核合意」が崩壊の瀬戸際に追い込まれている。イランの核開発を制限する代わりに経済制裁を一部解除する核合意により、イランを巡る中東情勢に一時は改善の兆しが見えていた。その歴史的成果が台無しになりかねない。主な原因を作ったのは、核拡散の沈静化を進めてきたはずの他ならぬ米国自身だと私は思う。これ以上、トランプ米政権は危機をあおるべきではない。
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