連載

記者の目

最前線の記者がそれぞれの取材テーマを論じます。1976年にスタートした毎日新聞を代表するコーナー。

連載一覧

記者の目

イラン核合意の一部停止 米国は危機をあおるな=篠田航一(カイロ支局長)

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
核合意からの離脱を表明したトランプ米大統領に抗議するイランのデモ参加者ら=テヘランで2018年5月、AP
核合意からの離脱を表明したトランプ米大統領に抗議するイランのデモ参加者ら=テヘランで2018年5月、AP

 イランと米国の対立が深刻化し、イランと主要6カ国(米英仏独露中)による「核合意」が崩壊の瀬戸際に追い込まれている。イランの核開発を制限する代わりに経済制裁を一部解除する核合意により、イランを巡る中東情勢に一時は改善の兆しが見えていた。その歴史的成果が台無しになりかねない。主な原因を作ったのは、核拡散の沈静化を進めてきたはずの他ならぬ米国自身だと私は思う。これ以上、トランプ米政権は危機をあおるべきではない。

この記事は有料記事です。

残り1807文字(全文2012文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集