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効きの長い薬、短い薬=東京大教授、精神科医 佐々木司

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 精神科に限らず、薬を飲むことは誰にでもある。薬を購入する時、処方された時、何に効く薬かは皆が気にするし説明も受ける。一方、大切なのに無視されやすいのが、薬の作用時間、つまり薬を飲んでからどれくらいその薬の効果が持続するかだ。

 不眠の緩和、不安の緩和など、薬はその目的によって分けられるが、目的ごとにさらに多くの種類がある。同じ目的の薬でも作用時間は種類によってまちまちで、例えば不安を和らげる薬なら効果が2~3時間のものから、数日持続するものまである。

 問題は、その違いが実際の治療にどう関わるかだ。まず関係するのは服用回数で、効果の短い薬は1日に複数回服用することが多い。そうしないと、途中で効果が切れて症状が再燃するからだ。

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