地元の秋田、募らせる不信感 陸上イージス・アショア・調査で誤データ

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適地調査報告書の誤りを認め、秋田県議会で陳謝する防衛省の深沢雅貴審議官=秋田市で2019年6月5日、中村聡也撮影
適地調査報告書の誤りを認め、秋田県議会で陳謝する防衛省の深沢雅貴審議官=秋田市で2019年6月5日、中村聡也撮影

 「本当に単純ミスなのか」――。秋田市の市街地にある陸上自衛隊新屋(あらや)演習場への配備が検討されている陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、防衛省が「他に適地はなかった」とした根拠が揺らぐ誤りが5日、発覚した。同省は「初歩的なミス」と故意性を否定したが、秋田県や県議会、秋田市議会などは不信感を募らせ、演習場近くの住民からも再調査を求める声が上がった。

 防衛省の適地調査報告書は、新屋演習場以外で検討した国有地・自衛隊演習場のうち「レーダーに対する遮蔽(しゃへい)があり不適」とされた9カ所の全てで、遮蔽物である山の山頂までの仰角が実際より大きくなっていた。

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