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「Wの悲劇」と呼ばれ 文化財無残 「ひどい」無断切り取りに被害自治体 岩手県立博物館

自治体から預かった文化財を無断で切り取った問題が発覚した岩手県立博物館=盛岡市上田で2019年6月4日、鹿糠亜裕美撮影

 文化財を守るはずの博物館が、貴重な出土品をひそかに切り取っていた。岩手県立博物館は4日、200点もの無断切り取りを認め、その理由について「通常の手続きで了承を取っていると思った。伝達不足だった」と内部の連絡ミスとの釈明を重ねた。切り取られた形状から、関係者は「Wの悲劇」と呼んでいたといい、文化財を預けた自治体にも大きな衝撃を与えている。

 「なんのために」「どこまでやっているのか」。県立博物館学芸員による無断切り取りに、自治体の担当者からは疑問の声が噴出した。

 5月下旬、岩手県紫波町の文化財担当者が県立博物館を訪れ、館長ら4人と対面した。その2日前、毎日新聞の記者が、同町の比爪館(ひづめだて)遺跡から出土し、同館に保存処理を依頼した27点のうち8点が切り取られている可能性を伝えていた。

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