部員2人だけで活動してきた福岡県立朝倉高校(朝倉市)の史学部が、このほど東京で開かれた日本考古学協会主催の高校生ポスターセッション(研究発表)で優秀賞に選ばれた。
3年生の北嶋阿弥(あや)さん(17)と本田詠咲(うたせ)さん(17)は昨年12月、古文書や住民への聞き取りを基に平安時代の武将、源為朝と朝倉地方が深い関係にあったとする説を発表し、1月には調査の過程の映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップした。セッションでは、この説を4枚のポスターにまとめてプレゼンし、16校中2番目の優秀賞に選ばれた。
本田さんは「結果を聞いて、すぐには頭に入ってこないくらいびっくりしました」。顧問の泉信至教諭は「調査の民俗学的なアプローチが評価されたのではないか」と話す。
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