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パンプス問題を考える

女性のみにパンプスを履くことを求める職場があることについて、異議が広がっています。1人の女性が始めた署名活動から国会での議論に発展したこの問題。関連記事をまとめています。

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根本厚労相「パンプス強制、パワハラに当たる場合も」

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就職活動でもほとんどの女性がパンプスを履く。大企業の採用選考が開始され、面接に訪れた就活生ら=東京都新宿区で2019年6月1日午前9時4分、北山夏帆撮影
就職活動でもほとんどの女性がパンプスを履く。大企業の採用選考が開始され、面接に訪れた就活生ら=東京都新宿区で2019年6月1日午前9時4分、北山夏帆撮影

 職場で女性のみにパンプス着用を強制することを企業に禁じるよう求める声が上がる中、5日の衆院厚生労働委員会で、根本匠厚生労働相は、状況によってはパワーハラスメントに当たるとの見解を示した。高階恵美子副厚労相も「強制されるものではない」と答弁。今後の議論に影響を与える可能性がある。

 尾辻かな子議員(立憲)が「職場でパンプス着用が必須とされている状況をどう受け止めるか」と質問。根本氏は「(その指示が)社会通念上、業務上必要かつ相当な範囲を超えているかがポイント。そこでパワハラに当たるかどうかということだ。足をけがした労働者に必要もなく着用を強制する場合などはパワハラに該…

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