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演劇

KAKUTA「らぶゆ」 息づかい感じる群像劇=評・濱田元子

松金よね子(右)とみのすけ=相川博昭撮影

 愛と赦(ゆる)し、喪失と再生という深いところに、桑原裕子がリアルな息づかいで切り込む群像劇だ。2年半ぶりの劇団公演。みのすけ、松金よね子らを客演に迎え、見ごたえある舞台となっている。演出も桑原。

 受刑者仲間の太刀川(小須田康人)、堀内(みのすけ)、藪下(若狭勝也)、尚(中村中)は出所後、それぞれの事情から、福島県の山間地で共同生活を始める。しかし、そこには田舎で暮らす夢を語っていたコッペ(置田浩紳)の姿はなかった。

 罪をつぐなってはいるものの、失ったものは大きく、罪はさいなみ続ける。太刀川の妻は再婚し、娘の莉子(…

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