葛西臨海水族園

トビハゼを観察しよう 干潟と生き物の大切さ学ぶ 千葉・市川で29日 /東京

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荒川河口の泥干潟にすむトビハゼ。雄(左)が雌を巣穴に誘っている=江戸川区で
荒川河口の泥干潟にすむトビハゼ。雄(左)が雌を巣穴に誘っている=江戸川区で

 葛西臨海水族園(江戸川区)は29日、東京湾の泥干潟にすむ魚、トビハゼの観察会を千葉県市川市の江戸川放水路で開く。トビハゼは東京湾が国内の生息域の北限だが、すみかの干潟が激減した。飛び出した青い目のユーモラスな姿を楽しんでもらうとともに、干潟の役割やそこにすむ生き物の大切さを考えてもらうのが狙いだ。

 トビハゼは全長約10センチのハゼ科で、小さなカニやゴカイなどを食べる。東京湾以西の太平洋沿岸や瀬戸内海沿岸、九州の有明海、沖縄本島以北の琉球列島に分布する。一生の大部分を川の河口に発達した泥干潟で過ごす。

 東京湾の干潟は、高度経済成長期、護岸整備や埋め立てなどによりその多くが消失した。環境省は2007年、トビハゼについて、現時点で絶滅の危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位ランクに移行する要素のある種としている。

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