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山田・三重大教授が著書 忍者の根幹、技より精神 律する心「現代人も参考に」 伊賀 /三重

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「忍者の精神」を刊行した三重大学人文学部の山田雄司教授=三重県伊賀市で、大西康裕撮影
「忍者の精神」を刊行した三重大学人文学部の山田雄司教授=三重県伊賀市で、大西康裕撮影

 忍者・忍術学を研究する三重大学人文学部の山田雄司教授が、忍者はどういう心構えで活動していたのかを史料から探った「忍者の精神」(KADOKAWA)を刊行した。全199ページで1700円(税抜き)。「孫子の兵法と忍術」や「『正心』とは」など4章で構成し、山田教授は「武士道に並ぶ『忍道(しのびのみち)』に迫った本です」と話している。【大西康裕】

 「忍道」について、山田教授は江戸時代の忍術書で伊賀流忍者博物館(伊賀市)所蔵の「万川集海」別巻の「忍問答」に多く見られると紹介。「忍」の字が「刃(やいば)」の下に「心」と書くことに着目した記述があり、山田教授も「刃を突き通されても耐え忍ぶ心をあらわしている」として、忍者は何があっても生き抜く「強い精神性をもちあわせていた」とし、技や術より精神性が根幹とする。

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