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文学に陰あり

松本清張「砂の器」 亀嵩に秘められた過去 /島根

 「カメダは今も相変わらずでしょうね?」

 若い男がこう尋ねると、白髪交じりの男は東北弁らしき方言で「君に会えて……こんな嬉(うれ)スいことはない」と応じる。東京・蒲田のトリスバーで目撃された親しげな二人の姿だ。だが翌朝、年配の男は近くの操車場で死体になっていた。若い男が手にかけたと推定した捜査陣の今西たちは、被害者の身元をなかなか割れない。

 国民的作家、松本清張(1909~92年)の代表作のひとつ「砂の器」である。1960年5月から61年…

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