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米FRB

米中摩擦にらみ「先手」 議長、利下げ可能性示唆

FRB議長が利下げを示唆したのは……

 中国やメキシコとの貿易摩擦が激化する米国で、連邦準備制度理事会(FRB)が、景気失速のリスクがあれば「予防的利下げ」に踏み切るとの観測が高まっている。これを材料視した4日のニューヨーク株式市場は大幅に上昇し、5日の東京市場もこの流れを引き継いで取引を終えた。【ワシントン中井正裕】

 FRBのパウエル議長は4日、シカゴ連邦準備銀行で講演し、米中貿易戦争やトランプ政権が表明した対メキシコ追加関税を念頭に「米国経済に与える影響を注意深く観察し、景気拡大を維持するため適切な行動を取る」と述べた。貿易問題が悪影響を与えた場合、利下げを選択肢とする可能性を示唆したものと市場は受け取った。

 これに先立ちクラリダ副議長も先月30日の講演で、景気に失速リスクがあれば、悪化を食い止める「予防的利下げ」も辞さない姿勢を示しており、FRB内で利下げを検討する動きが広がりつつあるとの見方が強まった。

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