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「シーサイドライン」進行方向を検知する車両側の回路が断線 情報伝わらず逆走の可能性

逆走して車両止めに衝突した際、車両同士がぶつかり大きくへこんだシーサイドラインの2両目後部=横浜市金沢区で2019年6月2日午後7時14分、喜屋武真之介撮影

 横浜市磯子区の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅で車両が逆走して14人が重軽傷を負った事故で、運行会社「横浜シーサイドライン」は6日、進行方向を検知する車両側の回路が断線していたことを明らかにした。車両は無人運転で、自動列車運転装置(ATO)によって制御されていた。システム上は正しい進行方向を指示していたが、配線の断線によって情報が伝わらず逆走した可能性がある。

     1日夜、新杉田駅発並木中央駅行きの車両(5両編成)が逆走し、新杉田駅の車止めに衝突した。運行会社によると、ATOの駅側地上装置と車上装置の間で出発に向けた交信は正常に行われていたが、その内容に従って進行方向を検知する回路の配線の一部が断線していた。

     新杉田駅に向かって入構してきた車両は、進行方向を逆方向に変更して折り返す形で出発するはずだった。しかし、正しい進行方向の先頭車両と2両目の境付近にある配線が断線し、進行方向を変更する情報が伝わらなかったとみられる。配線は床下にあり、断線しても覚知する仕組みはなかった。同社は2017年に点検していたという。

     シーサイドラインは1989年の開業以来、大きな事故はなかった。4日から有人運転で運行を再開しているが、無人運転再開のめどはたっていない。国の運輸安全委員会が詳しい原因を調べている。【木下翔太郎】

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