「社長のセクハラ調査で解雇」元法務担当部長が龍角散を提訴

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記者会見する龍角散の元法務担当部長の女性=東京都内で2019年6月6日午後1時7分、矢澤秀範撮影
記者会見する龍角散の元法務担当部長の女性=東京都内で2019年6月6日午後1時7分、矢澤秀範撮影

 社長のセクハラ行為の情報を得て社内調査したところ解雇されたとして、製薬会社「龍角散」(東京都)の元法務担当部長の女性が6日、同社を相手取り、地位確認や賃金支払いなどを求める訴訟を東京地裁に起こした。元部長の代理人弁護士は「調査は雇用管理上の措置を取ろうとしたに過ぎず、解雇は報復に他ならない」と主張している。

 訴状によると、元部長は、昨年12月に開かれた社内の忘年会に参加した女性従業員が藤井隆太社長からセクハラの被害を受けたとする情報を得た。女性従業員から事情を聴き、第三者に相談できる窓口を設置して調査しようとしたところ、社長に呼び出され「セクハラ事件を捏造(ねつぞう)してけしからん」などと指摘。自宅待機を命じられ、「女性従業員の認識とは異なる申告をさせた」として今年3月下旬に解雇された。

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