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横田基地騒音訴訟で2審も賠償命令 夜間・早朝の飛行差し止めは認めず

住宅群の中に広がる米軍横田基地=東京都昭島市で、本社ヘリから撮影

 米軍横田基地(東京都福生市など)を巡り、周辺住民約1000人が国に夜間・早朝の飛行差し止めや騒音被害への損害賠償を求めた訴訟で、東京高裁(中西茂裁判長)は6日、過去に受けた騒音被害を認定して総額約6億2000万円の支払いを国に命じた1審・東京地裁立川支部(2017年10月)を変更し、約7億6800万円を支払うよう命じた。飛行差し止めや将来分の賠償請求は1審に続いて、退けた。

 1審は、過去に受けた横田基地周辺の騒音被害について、各地の同種基地訴訟と同様、「うるささ指数(W値)75以上」の区域に住む原告に限って受忍限度を超える騒音被害を受けていたと判断した。

 高裁も1審と同様に「75W以上の地域では航空機騒音により、日常生活の妨害や不快感、不安などの心理的、情緒的被害が発生している」と認定。控訴審の結審日(今年1月31日)までの被害として約1億5000万円を新たに算出し、1審の認定額に上乗せした。

 一方、米軍機や自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めは「国は米軍機の運航などを制限できる立場にない」などとした1審を支持。将来分の賠償も「発生する騒音は常に変動する可能性がある」として認めなかった。

 原告側は上告を検討する。国は「判決内容を慎重に検討し、適切に対応する」とのコメントを発表した。【蒔田備憲】

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