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レガシーを求めて

21世紀に入り、オリンピックやW杯などの大規模国際スポーツイベントでは開催地の振興に貢献する有形・無形の「レガシー」を残すことが世界的な潮流になっている。地域振興、観光、スポーツ人口――。開催地・大分はどんなレガシーを残していけるのか。課題を探る。

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レガシーを求めて

ラグビーW杯・大分/4 子供向けラグビースクール 競技人口の増加課題 /大分

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大分ラグビースクールで練習に励む子どもたち
大分ラグビースクールで練習に励む子どもたち

 「早くパス!」。3月17日、大分市旦野原の大分大学ラグビー場。楕円(だえん)球を追いかける子供たちの声が響く。県内最大級のラグビークラブチーム「大分ラグビースクール」の練習に約100人が励んだ。うち18人は体験入学の小学生らだ。ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の9月開幕を見据え、同スクール校長の御沓(みくつ)稔弘さん(57)は「大会の盛り上がりをうまく利用しながら生徒数を積み上げたい」と競技人口増加への期待を膨らませる。

 県は、W杯を契機にラグビーと地域社会を発展させる「レガシー(遺産)プログラム」の中で「ジュニア層へのラグビー普及・定着」を目標の一つに掲げる。しかし、大会で一時的に高まるとみられるラグビー人気を維持し続けるのは容易ではない。

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