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LookWESTけいざい

新発想で「第二の創業」 成長導く後継ぎ

心拍などの生体情報を取得でき、胸についた発信器でデータを送れるウエアラブル端末「hamon」と、端末について説明するミツフジの三寺歩社長=東京都千代田区のオフィスで、釣田祐喜撮影

 <週刊金曜経済 Kin-yo Keizai>

 世代交代によって、家業に新しい発想を取り込んだり、変化を加えたりして、成長する企業がある。事業を引き継いだ「後継ぎ」が、新しい風を吹き込むことで苦難も乗り越え、第二の創業を果たしている。

 スマートフォンの画面にグラフが表れ、ストレスの大きさや眠気の強さが示された。何の変哲もない黒色のシャツが、着た人の心拍などの生体情報をスマホに送り、分析され視覚化される。「hamon」ブランドで売られるこのシャツは、繊維メーカー「ミツフジ」(京都府精華町)製。同社の東京のオフィスには、商談に訪れる企業関係者が後を絶たない。シャツは、3代目社長の三寺歩さん(42)の苦しみの産物だ。

 三寺さんは大手電機メーカーや外資系IT企業を経て、2014年に家業を継いだ。同社は1956年、西陣織の帯工場として創業。父で2代目の康廣さん(71)の代には布団に使うレースなども手掛けたが業績は低迷した。三寺さんが会社を手伝い始めても打開せず、事業資金として自腹で約2000万円を投じ、「底なし沼のような恐怖を覚えた」という。

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