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近畿・東海も大雨警戒 広島では「警戒レベル4」

洪水や土砂災害に関する防災情報の5段階区分
広島市内で「緊急速報 レベル4・避難勧告」を受信した携帯電話のモニター画面

 前線を伴った低気圧が通過する影響で、西日本は7日午前、所によって激しい雨が降り、広島、山口、島根の3県の一部に土砂災害警戒情報が出され、広島、山口、愛媛の3県の計7市町で避難勧告が発令された。土砂災害警戒情報、避難勧告とも、国が昨年7月の西日本豪雨の教訓を受けて先月運用を始めた5段階の防災気象情報のうち、上から2番目の「警戒レベル4」に当たり、出されたのは初めて。

 気象庁は、西日本と東日本で大気の状態が非常に不安定になり、8日にかけて大雨が見込まれるとして、土砂災害や河川の増水への警戒を呼びかけている。

 広島県では広島市と海田、坂両町の一部と、熊野町の全域に住む全員に避難を勧告する「警戒レベル4(全員避難)」が出され、一時は9万8224世帯の22万4036人が対象となった。広島市では小中学校など109カ所に避難所が開設され、計207人が避難した。中区の市立江波小に避難した村上治義さん(65)は「1人暮らしで不安だったが、5段階で知らせる情報は分かりやすかった」と話した。山口県は岩国市と周南市、愛媛県は宇和島市で避難勧告が出された。

 気象庁によると、7日正午までの24時間雨量は、高知県馬路村210ミリ▽熊本県多良木町177.5ミリ▽岩国市150ミリ▽山口市143ミリ▽周南市137.5ミリ――を記録した。8日午前6時までの24時間予想雨量は、四国地方の多い所で200ミリ▽近畿地方、東海地方、九州南部で120ミリ▽九州北部で100ミリ――としている。【手呂内朱梨、李英浩、松本光樹】

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