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中国・四国の大雨初の「レベル4」 避難は広島市で0.1%にとどまる

小学校に開設された避難所に逃れた母子=広島市中区で2019年6月7日午前7時58分、手呂内朱梨撮影

 西日本は7日、前線を伴った低気圧が通過した影響で所によって激しい雨が降り、広島、山口、島根の3県の一部に土砂災害警戒情報が出され、広島、山口、愛媛の3県の計7市町で避難勧告が発令された。土砂災害警戒情報、避難勧告とも、国が昨年7月の西日本豪雨の教訓を受けて先月運用を始めた5段階の防災気象情報のうち、上から2番目の「警戒レベル4」に当たり、出されたのは初めて。

 広島県では広島市と海田、坂両町の一部と、熊野町の全域に住む全員に避難を勧告する「警戒レベル4(全員避難)」が出され、一時は9万8224世帯の22万4036人が対象となった。最大20万1015人が対象になった広島市では小中学校など109カ所に避難所が開設されたが、避難したのは計228人(約0・1%)にとどまった。中区の市立江波小に避難した村上治義さん(65)は「1人暮らしで不安だったが、5段階で知らせる情報は分かりやすかった」と話した。山口県は岩国市と周南市、愛媛県は宇和島市で避難勧告が出された。

 気象庁によると、7日午後7時までの24時間雨量は、高知県馬路村249ミリ▽和歌山県田辺市181ミリ▽熊本県多良木町177・5ミリ――などだった。【手呂内朱梨、李英浩、松本光樹】

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