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楽庫・アーティスト

松居慶子 無我が導く豊潤な響き

 

 <楽庫(らっこ)>

 米カリフォルニアにワインで有名なナパバレーという地区がある。セント・ヘレナ、ラザフォード、オークビルと、銘醸ぶどう畑の谷間を北から下ってナパの市街地に入る。と、日本でも有名なライブハウス、ブルーノートのナパ店がある。4月26、27の両日、松居慶子は、そこで演奏した。同店サイトのアーティスト紹介欄で、松居はピアニスト、作曲家に加え、ヒューマニタリアン(人道主義者、博愛主義者)という肩書が添えられていた。同じ欄に載っているシーナ・イーストンもロイ・エアーズにも、そんな抽象的な肩書はない。まさにそこが、松居慶子が特別な存在である証拠であろう。

 松居は、全米デビュー32年のキャリアを誇るコンテンポラリー・ジャズ・ピアニスト。2月に新アルバム「Echo」(エイベックス)を全世界同時発売した。米ビルボード誌の部門チャートで日本人初の3度目の首位を獲得しただけでなく、総合ジャズチャートでも3位にランクインした。友人がカーク・ウェイラム、マーカス・ミラー、ロベン・フォード、カイル・イーストウッドたちで、新作もビニー・カリウタやランディ・ウォルド…

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