大胆な柄や鮮やかな色遣いが目を引く「アフリカンプリント」の服や雑貨が人気だ。種類が豊富な布からお気に入りを選ぶ楽しさがあり、着こなしのアクセントになる。人権や環境に配慮したエシカル(倫理的)消費につながる商品も出てきた。
アフリカンプリントは、アフリカを中心に普及している綿などの生地。柄のモチーフは動植物からスマートフォンや扇風機まで幅広い。現地では主に市場などで販売され、購入者はテーラーに持ち込んで洋服に仕立てるという。元々はオランダで、インドネシアのバティック(ろうけつ染めの布)を模倣して作られたのが始まりとされ、欧州からアフリカ向けのデザインとして広がった。
ガーナ製の布を使ったバッグを製造販売する「RICCI EVERYDAY」(静岡市)の共同経営者、仲本千津さん(34)は「デニムに白シャツなどシンプルな格好に、バッグを合わせればワンポイントになる。柄と柄を組み合わせてもいい」と語る。
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