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今よみがえる森鴎外

/3 「仕方ない」という優しさ 個人と国家、そして諦念=作家・平野啓一郎

 森鴎外の『舞姫』は、日本近代文学の黎明(れいめい)期に書かれた作品としては、やはり傑出していると思う。

 ところが、凡(およ)そ『舞姫』ほどよく悪口を言われる小説も珍しく、大変な名文だが、今の読者には「読みにくい」と感じられており、更に、そのストーリーも、主人公の太田豊太郎も、とにかく赦(ゆる)せない、とクソミソに貶(けな)されている。

 私はそういう議論に触れる度に、百三十年ほど経(た)っても、未(いま)だに読者の感情を、これほどまで…

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