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日本酒

フジ酵母使い 新潟・北方文化博物館が新潟大などと協力 3年かけ「奇跡の酒」製造 /新潟

できあがったばかりの酒を手に笑顔を見せる佐藤副館長=新潟市江南区で

 春の風物詩・藤棚で有名な新潟市江南区の北方文化博物館が新潟大などと協力し、3年かけてフジの酵母を使った日本酒の製造に成功した。野生のフジから日本酒に使える酵母を取り出すのは極めて難しいといい、佐藤隆男副館長は「まさに奇跡の酒」と喜びをかみしめている。【南茂芽育】

 紫の天幕のような約130平方メートルの同館の藤棚は、樹齢約150年の1本の巨木が枝を伸ばしてできたもの。毎年春には地元の家族連れやカップルだけでなく、遠方からも観光客が訪れる憩いの場となっている。取材に訪れた5月下旬にはすでに花は散っていたが、佐藤副館長はまぶしいほどの青葉の巨木の前で、日本酒を手にこれまでの日々をしみじみと振り返った。「よくここまでこられた」

 開発のきっかけは、2016年に弥彦村のサクラの酵母で日本酒を製造したとのニュースを佐藤副館長が偶然耳にしたことだった。「うちのフジでもできるのでは」と地元の横越商工会に話を持ちかけ、「産官学でやってみよう」と新潟大と県醸造試験場にも協力を依頼。「地元のPRにもなる」と全ての関係者が了承した。

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