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養老孟司・評 『流れといのち 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』

 ◆エイドリアン・ベジャン著、柴田裕之・訳

 (紀伊國屋書店・2376円)

情報系優先の世界で「古典回帰」主張

 自然科学から見ると、世界はいったいどう見えるか。著者は「生命と構成と進化は物理的現象である」とまず言う。しかもすべては「たった一つの事実に煎じ詰められる」と続ける。「変化する自由を伴って動き、変わるものなら誰であっても、何であっても、より多くの、より容易な動きを求める衝動を持っている」。いったんそれを理解すれば、多くの現象がこの法則、すなわちコンストラクタルの法則に従って動いているのがわかる。

 これを社会に応用してみよう。各国のエネルギー消費量とGDPはみごとに並行する。これを個人あたりにし…

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