メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

本村凌二・評 『ヨーロッパとゲルマン部族国家』=M・クメール、B・デュメジル著、大月康弘、小澤雄太郎・訳

 (白水社 文庫クセジュ・1296円)

現代の異民族問題考える手がかりに

 ヨーロッパに行くと、しばしば冗談じみた話を耳にする。「ワイン愛好者は文明人、ビール愛好者は野蛮人」「ライン河の南側は文明の地、北側は野蛮地帯」など。なるほどローマ帝国の領土拡大はぶどう栽培地の拡(ひろ)がりとほぼ重なっているのだ。

 昨今、移民・難民問題が取り沙汰されるせいか、しばしば古代末期以降のゲルマン民族の大移動が注目される…

この記事は有料記事です。

残り1295文字(全文1496文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  2. 東京消防ヘリ 福島・いわきで救助中、誤って70代女性落下し死亡

  3. 路上生活者、台風19号の避難所入れず 台東区「住所ないから」

  4. ラグビーW杯 台風19号で試合中止のカナダ代表、釜石で土砂除去などボランティア

  5. リーチ・マイケル主将「台風で亡くなった人たちの家族に勇気与えられたと思う」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです