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見上げてごらん

優先順位は?=永山悦子

 2025年の日本の認知症患者は推計約700万人、高齢者の5人に1人に達する。国は、今後の認知症対策について、認知症の「予防」、そして「共生」を2本柱とする新しい大綱案を示した。

 この報道に、アルツハイマー型認知症の両親を介護する知人男性(59)は首をかしげた。「予防も大事だろうが、今、切実に困っているのは、現実に認知症を患う本人と介護している家族だ」。人手不足のデイサービスに毎日通うことはできない。訪問介護の事業者もヘルパーが足りず、急な依頼に対応してくれない。仕事をしながら綱渡りのような介護が続く。にもかかわらず、国が示した案の項目は、啓発、予防、医療・介護・介護者への支援--の順だった。

 大綱案にあった「70歳代での発症を10年間で1歳遅らせる」との数値目標について、根本匠厚生労働相は…

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