「香港人はあきらめない」 デモ参加の「民主の女神」周庭さん、東京で逃亡犯条例改正の撤回訴え

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
記者会見で自筆のメッセージを示す周庭さん=東京都千代田区の日本記者クラブで2019年6月10日、吉田航太撮影
記者会見で自筆のメッセージを示す周庭さん=東京都千代田区の日本記者クラブで2019年6月10日、吉田航太撮影

 香港の「雨傘運動」を主導した学生団体の元幹部、周庭さん(22)が10日、東京都内で記者会見を開き、「香港政府はまだ民意を無視している。でも香港人は簡単にあきらめない。街で抵抗を続ける」と述べ、改めて逃亡犯条例改正の撤回を訴えた。周さんは今回のデモに参加した後、来日した。

 デモ参加者について「初めてデモや社会運動に参加する人、特に若者が多かった」と分析したうえで「歴史を作った」と評価した。一方、条例改正について「政権が反対意見を露骨に消し去…

この記事は有料記事です。

残り333文字(全文555文字)

あわせて読みたい

ニュース特集