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特集ワイド

東京・渋谷再開発の陰で連綿と続く「日常」

昭和の風情を残す「のんべい横丁」。「会津」には50年以上通う徳さん(左)の笑顔があった=東京都渋谷区で、梅村直承撮影

 最新文化を発信し続けてきた東京・渋谷で、「100年に1度」と言われる大開発が進められている。2020年の東京五輪・パラリンピックの先にある将来の街にも残してほしいものがある。目新しさに隠れがちな街の魅力を探した。【鈴木梢】

高層ビル続々開業で激変

 まるで巨大な工事現場のど真ん中に放り出されたようだ。渋谷駅周辺では、建設中のビルが幾つも空に向かって伸び、てっぺんでクレーンが動いている。11月には地上230メートルの超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」も開業し、新たなランドマークになるのだとか。駅周辺の再開発は東急電鉄などが12年から進め、27年度までに8カ所でビルを建てる。大規模プロジェクトに圧倒されつつ歩き、たどり着いたのは再開発ビルの一つで昨年オープンした「渋谷ストリーム」。その名の通り、渋谷川のほとりにしゃれたビルが建っている。

 ここで待ち合わせたのは、渋谷区観光大使の小宮山雄飛さん。生まれも育ちも渋谷区で、2人組のバンド「ホ…

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