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「君はすぐ逃げようとする節があるからね」。高校生の時、恩師から言われた言葉だ。そう思われた要因はいろいろあったようだが、尊敬する先生にそんな印象を持たれていたことがショックだった。
大学3年生でキャンパるの運営を主導する立場のキャップに任命されてからは、恩師の言葉が頭の中で再生されることが多々あった。後輩の育成や紙面管理の仕事が自分に務まるのか不安で仕方ない毎日。いつか大きな問題を起こして、逃げ出してしまうのではないか。任期が半分すぎた頃には就活も同時並行で始まる。不器用で要領の…
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