大阪万博会場に絶滅危惧種コアジサシ飛来 夢洲の生態系調査へ
毎日新聞
2019/6/11 10:55(最終更新 6/11 11:01)
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2025年大阪・関西万博の会場となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で、公益社団法人「大阪自然環境保全協会」(同市北区)が今月中旬から、動植物の生育・生息状況を調査する。同協会は既に、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているコアジサシの飛来を確認した。調査を基に、万博会場の建設が生態系に影響しないよう提言をまとめる方針だ。
夢洲は1977年に廃棄物処分地として整備が始まり、今も埋め立てが続く。万博に向けた建設工事はまだ始まらず、面積約390ヘクタールの広大な土地はコンテナターミナルや太陽光発電施設などがあるだけだ。草地や池が広がり、野鳥が集まる環境ができている。
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