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「性暴力を許さない」9都市でフラワーデモ 当事者らも参加 花束手に抗議の声

フラワーデモの参加者たちが手にした小さな花と性暴力に抗議するメッセージ=福岡市中央区の警固公園で2019年6月11日午後7時29分、森園道子撮影

 性暴力事件の無罪判決が3月に4件相次いだことを受け、性暴力を巡る法改正などを訴える「フラワーデモ」が11日、福岡や東京、大阪など全国9都市であった。4月以降、毎月11日に開かれており、3回目。小さな花を手にした参加者が各地で「性暴力を許さない」と声を上げた。

 メイン会場となった福岡市中央区の警固(けご)公園には「#MeToo」などと書いたプラカードを持つ人ら100人以上が集まった。福岡では3月、酒に酔って抵抗できない女性に性行為をしたとして準強姦(ごうかん)罪に問われた男性に福岡地裁久留米支部が無罪判決を言い渡し、デモが広がるきっかけとなった。

 呼び掛け人の一人で作家の北原みのりさん(48)は「花を持つのは声を上げられない人も性暴力だと言える空間を作りたいから。『もう黙っていたくない』という声は広がっている」と強調。1989年に日本で初めてセクハラの違法性を問うた「福岡セクハラ訴訟」を支援した本多玲子さん(60)も「社会はまだまだ変わっていない。変えていこう、というデモにしたい」とスピーチし、性暴力被害の当事者らも次々に声を上げた。

メッセージボードを掲げて「フラワーデモ」に参加した女性たち=JR東京駅前で2019年6月11日午後6時58分、北山夏帆撮影

 JR東京駅(東京都千代田区)前で開かれたデモには約200人が参加。マイクを握った女性の一人は「元彼から受けたデートレイプ、派遣先の上司のセクハラ……。20代後半になり、『#MeToo』の波が届き、性暴力は暴力だと知るまともな感覚を取り戻せた」と話し、「今も声を上げられない人がたくさんいると思う。その人たちの分も支えていこう」と訴えた。【平川昌範、山下貴史】

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