アスペルガー症候群

「見えない違い」見て 当事者の仏漫画 本人の感覚、ビジュアル化

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漫画「見えない違い」の原作者、ジュリー・ダシェさん(右)と作画者のマドモワゼル・カロリーヌさん=東京都江東区で、丸山博撮影
漫画「見えない違い」の原作者、ジュリー・ダシェさん(右)と作画者のマドモワゼル・カロリーヌさん=東京都江東区で、丸山博撮影

 アスペルガー症候群のフランス人女性のリアルな日常を色鮮やかに描いた漫画「見えない違い」(花伝社)の日本語翻訳版が反響を呼んでいる。原作者でアスペルガー当事者のジュリー・ダシェさん(34)は「当事者には一見してわからない(非当事者との)繊細な『違い』がある。違うから差別したり排除したりせず、社会の側が当事者への理解を深めてほしい」と訴える。【竹内麻子】

 27歳の主人公・マルグリットは、ダシェさんがモデル。毎日同じ朝食をとり、決まった時間に出社するなどルーティンを好み、予測外のことが苦手だ。音に敏感で、人混みは疲弊してしまう。間接的な言い回しや冗談を理解しづらく、コミュニケーションがうまくいかない。

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