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 今年、松江市は10年に1度の「ホーランエンヤ」という祭りの年であった。「ホーランエンヤ」とは、約370年の歴史のある城山(じょうざん)稲荷神社の式年神幸祭の通称である。多くの船が大橋川と意宇川で行列する壮大な祭りだ。

 まず最初の日に御神霊が城山稲荷神社から阿太加夜(あだかや)神社へと川を移動する。それを五つの集落の船が送って行くのを渡御祭(とぎょさい)という。阿太加夜神社で7日間の祈とうの間に、中日祭(ちゅうにちさい)をおこなう。そして逆の道順で帰っていく還御祭(かんぎょさい)で終わる。その還御祭を拝見することができたのだ。

 まず神官が大幣(おおぬさ)で水上の道を清める。その道を神霊を乗せた屋形船が通っていく。その後、そろいの衣装でこぎ手をそろえ黄金の擬宝珠で飾り立てた5隻の櫂伝馬船(かいでんません)が、ひき船や供船を伴って水上を行列していくのだ。櫂伝馬船のへさきでは、勇壮な歌舞伎装束の青年が剣舞を舞いながら船のこぎ手たちを奮い立たせる。船尾の四斗だるの上では、鮮やかな女形姿の若者が采(ざい)を振る。船中では太鼓と唄…

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