
加盟店に24時間営業を強いてきたコンビニエンスストア最大手セブン-イレブン・ジャパンが、時短営業の容認へかじを切った。いつでも、どこでも、何でもできる「24時間社会」が定着した日本。人口減が進む中で、消費ニーズと労働供給は折り合えるのか。利便性の陰に隠れた24時間社会の実像を考える。
無理のない出店で今後も 丹道夫・ダイタングループ会長
僕が、24時間営業の立ち食いそば店を始めたのは1966年。セブン-イレブンが国内初の24時間営業店を開く9年も前だった。72年に屋号を「名代 富士そば」と変え、東京中心に展開してきた。
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