怒っている。3月に象徴天皇制のあり方を考えた著書「平成の終焉」を出したばかりの放送大教授、原武史さん(56)。令和のスタートを奉祝ムードたっぷりに報じた主要メディアの「令和フィーバー」に、である。どういうことか?
「一体、あなたがたはどうしてしまったのか。『令和改元』の報道、あれは一体何ですか。大日本帝国時代にでも戻ったつもりなのか」。原さんの押し殺した声が重く響く。「特にNHKはじめ各テレビ局はひどかった。昭和の終わりと大違いです」
原さんは、わずかな間だが日本経済新聞の社会部記者だった。
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