「何のために生きるのか。治療をするためではなくて、家族と一緒に生きていきたいから治療を受けるんです。私はこれからも子どもを産めますか。私のがんは遺伝しないんでしょうか。今、授乳中の子どもに母乳を飲ませたら、私のがんがうつるんじゃないかと不安で仕方ないです」。ある月曜日の朝早くから、がん相談支援センターの前で待っておられた30代前半の女性の言葉です。
このところ、遺伝性腫瘍や、がん遺伝子パネル検査、妊孕(にんよう)性(生殖機能)の温存など、がんと家…
この記事は有料記事です。
残り960文字(全文1186文字)
毎時01分更新
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所…
1998年秋。米国西海岸を巡るツアーに参加するために飛行機…
就職氷河期世代への就労支援に国や自治体が本腰を入れ始めた。…