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くらしとつなぐ

変わるがん医療、知って=国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵

 「何のために生きるのか。治療をするためではなくて、家族と一緒に生きていきたいから治療を受けるんです。私はこれからも子どもを産めますか。私のがんは遺伝しないんでしょうか。今、授乳中の子どもに母乳を飲ませたら、私のがんがうつるんじゃないかと不安で仕方ないです」。ある月曜日の朝早くから、がん相談支援センターの前で待っておられた30代前半の女性の言葉です。

 このところ、遺伝性腫瘍や、がん遺伝子パネル検査、妊孕(にんよう)性(生殖機能)の温存など、がんと家族との関係性を連想させる言葉を目にしない日はありません。特に、遺伝子パネル検査に公的医療保険が適用される今月1日以降、当室にはこの女性のようなご相談が増えています。遺伝子パネル検査と遺伝性腫瘍の違いを解説するたびに、情報があふれたこの時代に、正しい情報を得ることの難しさを痛感させられます。

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