移転住民 生活再建誓う 八ッ場ダム、計画から67年「打設」完了

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 67年前に計画され、群馬県長野原町に国が建設を進める多目的ダム「八ッ場(やんば)ダム」の本体部分にコンクリートを流し込む「打設(だせつ)」が終了し、建設現場で12日、「打設完了式」が行われた。地元住民の激しい反対運動や、民主党政権下の建設中断など、紆余(うよ)曲折をたどったダム建設は、来春の完成に向けて大きな節目を迎えた。しかし、水没のため造成地に移転を余儀なくされた住民の暮らしはいまだ再建途中だ。

 「出て行く人がいることは覚悟していたが、これほどまでに減るとは思わなかった」。水没する地区の一つで、800年の歴史を誇る「川原湯温泉」があった川原湯地区。ここで創業約100年の老舗旅館「やまきぼし」を営んでいた樋田省三さん(54)が言った。

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