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女子児童がいじめで骨折 第三者委が学校や市教委を批判 大阪・吹田

 大阪府吹田市の市立小学校で2015年秋から約1年半にわたって女子児童がいじめを受け、骨折などのけがをしていたことが12日、わかった。女児は学校のアンケートでいじめを訴えていたが、第三者委員会の設置決定も要望から約4カ月後。市の第三者委は「児童のSOSに気づくことなく、いじめの長期化と深刻化を招いた」として学校や市教委を厳しく批判した。

 第三者委がこの日調査報告書を公表した。報告書などによると、女児は1年生だった15年秋ごろから、2年生の17年3月までの間、5人の男子児童から、ボールを足に当てられたり、階段途中で押されたりするなどの継続的な暴行、脅迫を受けた。左足首の骨折や心因性の視力障害を負い、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などで今も通院しているという。

 女児は2年生の1学期、クラスのアンケートで加害児童の名を挙げ「けられた」などと書いたが、担任は深刻に受け止めず、他の教員と情報を共有しなかった。報告書は「組織的な対応は皆無といっていい」と学校を批判。保護者が17年4月ごろに要望していた第三者委設置について「子どもたちの記憶が薄れている」としていったん不要と判断した市教委に対しても「心身の苦痛に寄り添うことができていない」と非難した。女児の両親は「先生方が放置したことで学校そのものが傍観者となりいじめがエスカレートした」とのコメントを出した。

 原田勝・市教育長は「再発防止に取り組みたい」と謝罪し、関係者を処分する方針。【三角真理、山本真也】

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