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4番・北本、勝ち越し打に3ラン 明大コールドで6年ぶり8強 全日本大学野球

【明大-福井工大】六回裏明大2死一、二塁、北本が左越え3ランを放つ=東京都新宿区の神宮球場で2019年6月12日午前10時55分、石川裕士撮影

 ○明治大9―2福井工大●(12日・神宮)

 第68回全日本大学野球選手権は第3日の12日、神宮球場などで2回戦7試合。優勝5回の明大(東京六)は福井工大(北陸)を七回コールドで降し、第62回(2013年)以来6年ぶりに8強に進んだ。

 腰を深く落としたまま、じっくり引きつけてから振りだしたバットで低めの落ちる球をジャストミートした。明大の4番・北本(4年・二松学舎大付)が勝ち越し打を放ち、チームを勢いに乗せた。

 同点の五回1死二塁。カウント2―2からボールゾーンに落ちるフォークに「体が反応した」。ライナーが投手に当たって中前に転がる間に二塁走者が生還した。福井工大の捕手・宮石(3年・佐久長聖)を「ベストボール。相手が一枚上だった」と脱帽させた。

 バットコントロールの巧みさは甲子園に2度出場した高校時代で証明済みだが、この冬の鍛錬でその持ち味をさらに磨いた。昨秋のリーグ戦でヘッドスライディングした際に左肩を脱臼。今年3月までバットが振れなかったが、その間に筋力トレーニングに励み「下半身が粘れるようになった」。六回には左越え3ランで勝利を決定付け、主砲の役割を存分に果たした。

 前回出場した3年前はエースの柳(現中日)を擁しながら初戦で敗れた。「神宮で一つ勝つのは難しい。この勝利で勢いに乗りたい」。チーム38年ぶりの頂点に向け、先頭を歩く。【石川裕士】

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